今回鑑賞した映画は、「ダゲール街の人々」です。
アニエス・ヴァルダ監督による、1976年制作の作品。
作品の舞台はパリ14区、モンパルナスにあるダゲール通り。
通りで商売を営む様々な人々の生活、インタビュー、風景を収めたドキュメンタリです。
監督はこの街の50年来の住人でもあり、香水店で買物していく女性は監督の娘だそうです。
淡々とながれていく古き良き日常の中に佇む活気、賑わい、気配り、家族愛。
街に暮らす人々、こよなく愛するもの、ディテールを見つめる眼差しに情熱が溢れます。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。