今回鑑賞した映画は、「死刑執行人もまた死す」です。
主演はブライアン・ドンレヴィ、監督はフリッツ・ラング。
ナチス・ドイツの高官、ラインハルト・ハイドリヒ暗殺作戦(エンスラポイド作戦)を題材にした1943年製作の作品です。
キャッチコピーは「NOT The End」
物語の舞台は第二次世界大戦の最中、ナチス占領下にあったチェコの首都プラハ。
占領軍に抵抗する組織のメンバーが死刑執行人と揶揄されたハイドリヒを殺害します。
暗殺者を取り逃したナチスは、報復として市民を捕らえ、順番に殺害することを宣言。
作品は自由の獲得に団結するプラハ市民の高潔な闘い、屈しない意志を描きます。
自由がもたらされる以前の壮絶な歴史。
第二次大戦中製作の作品であり、政府プロパガンダの思惑もあるのかもしれませんが、
反戦的な脚色ではなく、反ナチス、共闘の精神が色濃い作品のように感じられました。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。