Short essay about アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~

今回鑑賞した映画は、「アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~」です。

主演はリカルド・ダリン、監督はサンティアゴ・ミトレ。

 

物語の舞台は1985年、軍事独裁政権崩壊直後のアルゼンチン。

軍事政権による国民への過剰な弾圧、暴力、人権侵害を司法が裁く。

史実に基づく作品です。

 

被告である軍事政権側からの執拗な嫌がらせや脅迫に怯え、検事の引き受け手のいない裁判。

一人の熟練検事とまだ経験の浅い若者ばかりのチームが司法の正義に挑みます。

検事という職務の使命、誇り、信念が、家族が弾圧の犠牲となった遺族の悲しみを法廷での証言に結実させ、国中の世論の高まりへと導きます。

 

随所で描かれる、家族の励ましと支え。

何気ない一言で世のお父さんは本気になるものなのかもしれません。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。