Short essay about ガリーボーイ

今回鑑賞した映画は、「ガリーボーイ」です。

主演はランヴィール・シン監督はゾーヤー・アクタル。

物語の舞台はインド西部の都市ムンバイ。

 

アジア最大規模のスラムとされるダラヴィ地区に暮らす大学生は自身の生活、世情、

感情を歌詞にしたラップ動画のSNS投稿で話題となり、注目を集め始めます。

大学の学費、生活費の工面に苦労している両親には受け入れられず猛反対されますが、

ラップへの情熱は抑えきれず、コンテスト優勝に向けた楽曲創作に没頭して行きます。

 

この作品、実在するラップミュージシャンがモデルとなっているそうです。

スラムの貧しさやハングリーさを訴える演出ではなく、好きなことを見つけてほしい、

踏み出す一歩を恐れず、エネルギーを存分にぶつけることに挑戦してほしい、

という若者たちへのメッセージが込められた映画のように感じました。

他の何よりも熱中できるものが人々を夢中にさせ熱狂を生み出すのかもしれません。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。