Short essay about ホテルローヤル

今回鑑賞した映画は、「ホテルローヤル」です。

主演は波瑠、監督は武正晴です。

 

物語の舞台は窓外に湿原を見下ろすホテル、ローヤル。

ホテルを経営する家族と従業員、利用客、取引関係者の人生模様が描かれます。

 

全編を通して漂う寂しさ。静寂、緩慢さと俯き加減の表情、閉ざされた窓。

契機となるのは、両親から経営を受け継いだ娘に降りかかる不幸にして不運な事件。

廃墟と化した建物に馳せられた親と娘それぞれの想いと新たな出発が綴られていく。

そんな家族愛の映画のように感じました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。