Short essay about マイ・ファニー・レディ

今回鑑賞した映画は、「マイ・ファニー・レディ」です。

主演はオーウェン・ウィルソン、監督はピーター・ボグダノヴィッチです。

主人公は舞台演出家。妻や新作舞台の共演者たちとの関係をコミカルタッチで描きます。

 

ある言葉をきっかけに望む人生を歩み始めた女性へのインタビューから物語は始まります。

かつて、彼女にその魔法の言葉をかけ、資金提供を申し出た人物が主人公の舞台演出家。

二人が舞台オーディションで再会し、人間関係の雲行きが怪しくなっていきます。

 

人は日々の生活の中で、少なからず言葉の影響を受けています。

日常での励まし、詩や小説などの書物、舞台や映画の台詞、格言や歌の歌詞など。

”急いては事を仕損じる”、”幸運の女神には前髪しかない”といった試金石的なものから、

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”といった言い得て妙な人間心理まで、座右の銘やお気に入り

のフレーズの二つや三つは諳んじることができるのではないでしょうか。

 

世の中、何が起こっても不思議ではない、何が幸せかは見方次第、そんな人生観が感じられる映画でした。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。