Short essay about ディア・エヴァン・ハンセン

今回鑑賞した映画は、「ディア・エヴァン・ハンセン」です。

主演はベン・プラット、監督はスティーブン・チョボスキー

キャッチコピーは「思いやりでついた嘘。そして、たどりついた本当。」

 

メンタルヘルスに不調を抱えている青年は医者の勧めで自分宛の手紙を書いています。

誰にも見られたくない内容が綴られた、治療を目的とする自分宛の手紙。

しかしその手紙と、口を衝いて出た嘘が、通っている高校や地域を巻き込んだ騒動へと

発展していきます。

 

悲しみ、苦悩、後悔を抱える家族に寄り添おうとした青年の嘘。

たとえそれが悲しい事実だとしても、嘘で悲しみを癒すことはできない。

求められていたのは優しさや思いやりや礼儀正しさではなく事実。

 

はじめから事実を伝えられていたら、物語が成立しないのかもしれませんが。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。