Short essay about インポッシブル

今回鑑賞した映画は、「インポッシブル」です。

主演はナオミ・ワッツユアン・マクレガー、監督はフアン・アントニオ・バヨナです。

 

2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震

クリスマス休暇でタイのカオラックを訪れていたスペインの一家を描く実話です。


地震の規模を表すマグニチュードは9.3。

地震による津波アジア諸国、アフリカ諸国の沿岸各地の人々は甚大な被害を受け、

地震津波による被災者は500万人に達したと報告されているそうです。

 

家族の滞在地であるカオラックのビーチを襲う巨大な津波のシーンは衝撃です。

妻子4人の消息を懸命に探し求める父。

全て失われんとする恐怖の中、やるべきこと出来ることに全力を注ぐ姿。

厳しい現実と激しい悲しみに寄り添い、支え、克服せんと奮闘を続ける人々。

私自身、奇跡は時に忽然と起こる不思議な出来事と捉えがちですが、

強い意志や惜しみない努力、愛情もまた奇跡の一端なのかもしれません。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。