Short essay about レイニーのままで 消えゆく記憶

今回鑑賞した映画は、「レイニーのままで 消えゆく記憶」です。

主演はクリスタル・チャペルとジェシカ・レシア、監督はアルバート・アラールです。

若年性認知症と診断された一人の女優。症状の進行と彼女の人生の選択、備えを描きます。

 

物語では物忘れや置き忘れ、被害妄想、短期記憶能力の低下といったことの他にも、

文字が正確に書けない、一人で外出すると戻れない、気性が怒りっぽくなるなどの

認知症の症状が描かれ、自分という人格が保てない不安や喪失感が募っていきます。

 

女性の決意には賛否あるかもしれませんが、自身の決断に必要なもの、備えとなるもの

を見出し、選択する手助けとなるものが示唆されている映画のように思いました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。