Short essay about 前科者

今回鑑賞した映画は、「前科者」です。

主演は有村架純監督は岸善幸です。

物語では刑務所から仮釈放中の人物の更生に寄り添う保護司の姿を描きます。

 

法務省のホームページより抜粋。

”保護司は,犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき,法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが,給与は支給されません。 保護司は,民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし,保護観察官と協働して保護観察に当たるほか,犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき,スムーズに社会生活を営めるよう,釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。 このような保護司は,全国に約4万7,000人います。”

 

4万7,000という保護司の人数は果たして多いのか少ないのか。

検察庁のホームページによると、入所受刑者に占める再入者の割合(再入者率)は、

令和2年は58.0%だったそうです。

作品で描かれる、保護司に期待されていることと実情とのギャップ。

寄り添うこと、支えることは挑戦の連続なのだと感じられました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。