Short essay about スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜

今回鑑賞した映画は、

スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜」です。

出演はヴァンサン・カッセルレダ・カテブ、

監督はオリヴィエ・ナカシュエリック・トレダノです。

 

舞台はパリ、自閉症ケア施設。政府に認可されていない無許可の施設です。

ここには重度の自閉を抱えるも病院や他の施設から受け入れを拒まれ、

行き場を失った患者の家族からの依頼が絶えません。

自閉症児のケアを担う支援員は、様々な事情から社会復帰のための職業訓練中の若者達。

人手も資金も常に限界ギリギリの運営。施設利用者が見舞われるトラブルは日常茶飯事。

 

気が付かされるのはフランス国旗、トリコロールの、自由、平等、博愛の精神。

自閉症児とその家族、支援員、誰もが自立を目指す姿、本気で取り組む姿、

民族、宗教、身分、障害の有無に捉われず対等であることを当然とする姿は、明るく、

フランスのイデオロギーが融合され象徴されているように感じられました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。