Short essay about MUD -マッド-

今回鑑賞した映画は、「MUD -マッド-」です。

主演はマシュー・マコノヒー監督は ジェフ・ニコルズです。

舞台はアメリカ南部、アーカンソー州

ミシシッピ河岸のボートハウスで両親と暮らす14歳の少年。

川の中洲に置き去りにされたボートに身を潜め、街の様子を窺う男性。

物語は二人の間に築かれる信頼、それぞれの境遇、彼らが思いを寄せる女性を描きます。

 

大人たちが14歳ごろの少年に向ける視線はいつも不安定です。

時に大人、時に子供。大人たちの無意識。

その昔少年だった大人たちは、目の前の少年に見抜かれていることに気がつかない。

少年たちに見抜かれているのは、損得や価値観ではなく言動、いわば背中。

中越しに声をかけられる大人は少年たちの信頼の証かもしれません。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。