Short essay about ルージュ

今回鑑賞した映画は、「ルージュ」です。

主演はアニタ・ムイレスリー・チャン、監督はスタンリー・クワンです。

1930年代当時の香港の風紀、風情が感じられる悲恋の物語。

描かれるのは、永遠の愛を信じる想い、すがる想い、情念。演歌です。

 

新聞社を訪れ、待ち人記事の掲載を依頼する一人の女性。指定の日時は3月8日11時。

居あわせた新聞社の男性は事情を知り、親身になって待ち人探しを支援します。

待つという生き方に見切りをつけようとする女性への人情が感じられます。

 

待ち人探しの結末に至る過程で描かれる境遇や事情。

凄味のあるアニタ・ムイの演技に、人生を自分のものとして送ってほしいという心情、

出会いによって満たされる人生が確かにあるという信念が描かれているように感じました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。