Short essay about 博士と狂人

今回鑑賞した映画は、「博士と狂人」です。

主演はメル・ギブソンショーン・ペン。監督はファルハド・サフィニアです。

 

19世紀、オックスフォード英語大辞典の編纂に生涯をささげた言語学博士の物語です。

容易なプロジェクトではありませんが思いもよらない協力者が現れます。

 

一所懸命に頑張っている人には誰だって手を差し伸べたくなるもの。

そんな琴線に触れるシーン、台詞が何度も登場します。

 

「この空よりも大きく広がる世界があなたの頭の中にある」

経済的な理由などで学ぶ機会を得られないことも珍しいことではない時代。

年齢によらず、未知の世界に飛び込む事への心理的負担が大きな障壁となる時もあります。

たった一言で不安を取り去る、文字通り魔法の言葉のように響きました。

 

事実をもとにした映画とのことで、登場する人物の度量を垣間見る事のできる映画でした。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。