Short essay about さすらいの女神(ディーバ)たち

今回鑑賞した映画は、「さすらいの女神(ディーバ)たち」です。

旅回りのショーダンサーたち、彼女たちの公演を取り仕切るマネージャーと家族の物語。

主演、監督、脚本はマチュー・アマルリック。フランスの映画です。

 

純粋さと複雑さ。きっと誰もがどちらの側面も持ち合わせています。

どちらの側面にも心惹かれ、かけがえのない存在となっていく。

脆く壊れやすい純粋な心。不安定で複雑な成長過程の心。

人とのつながりで互いに影響を及ぼし合い、傷を癒やし、生きる。

描かれているのは人生への讃歌のようでもあり、儚さのようでもありますが、

見つめる視線は温かく、祝福に満ちている。そんな映画のように感じました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。