Short essay about 負け犬の美学

今回鑑賞した映画は、「負け犬の美学」、フランスの映画です。

主演はマチュー・カソビッツ、監督はサミュエル・ジュイ

 

主人公はプロのボクサー。すでに引き際を考え始める年代に入っており、

ファイトマネーで家族の生活を支えることはできなくなってきています。

 

主人公と家族(妻と娘)との関係、取り巻く人々との関係が丁寧に描かれます。

邦題の負け犬というレッテルはちょっと意地悪な響きにも感じますが、

勝利した者にのみスポットライトが輝く世界は厳しい、ということかもしれません。

 

本編を終えてからのエンドロールにも力が入ります。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。