Short essay about モーリタニアン 黒塗りの記録

今回鑑賞した映画は、「モーリタニアン 黒塗りの記録」です。

主演はジョディ・フォスター、監督はケヴィン・マクドナルド

キャッチコピーは「あれから20年——暴かれたアメリカの闇」

 

アメリ同時多発テロ後、テロリスト勧誘の疑いで米軍基地に14年間収容されて

いた実在の人物の手記を基にした作品です。

 

拘束された容疑者に向けられる尋問、拷問、自白の強要。

仄めかされる家族への脅威。起訴されることもなく続く拘禁。

無実の容疑と闘う人権派弁護士による本人への面談と証拠文書の調査は難航。

拘束中に出版された手記はアメリカ政府の検閲により黒塗りだらけ。

 

絶望的な投獄の日々を耐え抜いた精神力を支えたもの。

正義とは。赦しとは。

真実の力、信念の力が試される、そんな映画のように感じました。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。