Short essay about スイング・ステート

今回鑑賞した映画は、「スイング・ステート」です。

主演はスティーヴ・カレル、監督はジョン・スチュワートです。

キャッチコピーは「選挙は最高!」

 

4年毎に行われるアメリカ合衆国大統領選挙は、州単位での勝敗結果が選挙戦の勝敗を

大きく左右する選出システムで運営されています。

スイング・ステートとは、民主党共和党の2大政党の間で支持率が揺れ動くことから、

政党の選挙活動が激化する傾向にあり、動向に注目が集まる州を指し、作品の舞台であ

アメリカ中西部ウィスコンシン州もそんなスイング・ステートの一つだそうです。

 

SNSに投稿された動画から次の大統領選挙で勝利を収める打開策を思いついた民主党

選挙参謀は、ウィスコンシン州にある田舎町に乗り込み、町長選候補者の神輿担ぎ

に名乗りを上げます。一方の共和党対立候補を支援し、町長選は民主党共和党

代理戦争の様相を呈していきます。

 

物語は選挙の裏側、町民たち陣営と選挙参謀との相互協力と駆け引きを描きます。

選挙という一種のムーブメントの主導権を握る鍵は情報と資金と知恵。

現在の政治システムに一石を投じる脚本、思いもよらぬ結末に驚かされます。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。