Short essay about ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

今回鑑賞した映画は、「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」です。

監督はゲロ・フォン・べーム。

写真家ヘルムート・ニュートン生誕100周年を記念して制作された2020年のドキュメンタリー作品です。

2004年83歳で亡くなったヘルムート・ニュートンの写真家としての半生をモデルとなった女優や仕事を共にした女性達のインタビューなど交えて綴ります。

 

大胆、挑戦的、力強くて美しくて恐ろしい、女性蔑視、差別的、悪趣味、不快。

多面的なインタビューコメントが当時、世間を騒がせた写真の放つインパクトを窺わせます。

 

”私は悪趣味を愛している。

趣味が良いということは所詮、標準的なものの見方しかできないということだ。”

 

彼の言葉を象徴する倒錯した世界観への賛辞がシンプルに表現されているように感じました。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。