Short essay about ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール

今回鑑賞した映画は、「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」です。

主演はエミリー・ブラウニング、監督はスチュアート・マードック

 

物語の舞台はスコットランド南西部の文化都市グラスゴーです。

男女三人の若者たちの出会い、音楽への情熱、恋、そして新たな出発を描きます。

 

入院中の病院を抜け出しライブハウスへ向かう拒食症治療中の女性。

音楽性の違いからバンドを離脱したギター青年。

裕福な家庭で育った世間知らず風のお嬢様。

 

それぞれの個性が生み出すファッションと音楽と人間模様が青春真っ盛りを少し通り過ぎ、これからの生き方に真剣に向き合うには少し早熟な人生の一瞬の時期を彩ります。

 

見る角度を変えるだけで世界の見え方が変わる。

同じものを見ていても皆に同じ世界が見えているとは限りません。

誰かの思い描く世界が誰かの力になっているかもしれない、それが素直にかっこいい。

表現力というのはそういう力のことなのかもしれません。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。