Short essay about 迷子の警察音楽隊 Bands Visit

今回鑑賞した映画は、「迷子の警察音楽隊 Bands Visit」です。

主演はサッソン・ガーベイ監督はエラン・コリリン、イスラエルの映画監督です。

エジプト第2の都市、アレクサンドリア警察音楽隊

8人の隊員はイスラエル公演のため、空港に降り立ち、迎えの車を待ちますが、

何の手違いか、迎えは現れません。

公演を翌日に控えたアレクサンドリア警察音楽隊の一夜を描きます。

 

印象に残ったのは音楽隊員達、とりわけ音楽隊隊長の誇り高さと紳士的な振る舞い。

隊員がお酒をすすめられるシーンがありますが、おそらく宗教上の理由で飲酒はできません。

ゲストとホストの関係では、文化や宗教の違いが行き違いを生むこともありますが、

そっと受けとめ、失礼にならないようもてなしや交流に心から感謝し、言葉を伝える。

そんなグローバルなマインドのお手本にしたくなるようなシーンに、彼の地への興味を深め、

好奇心をぐいっと掴まれてしまいました。

アラブ男達の規律、礼儀、教養、思慮深さ、優しさ、紳士道がぎゅうぎゅうに詰まっている、

そんな映画でした。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。