Short essay about アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち

今回鑑賞した映画は、「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」です。

出演はジム・スタージェスベン・キングスレー監督はブラッド・アンダーソン

原作は19世紀の作家、エドガー・アラン・ポーの「タール博士とフェザー教授の療法」。

アサイラムとは精神科病院を意味する古い表現のことだそうです。

 

物語の舞台はイギリス、19世紀末の医療施設。

家族と隔絶され、PTSD双極性障害アルツハイマーの症状に苦しむ患者たち。

暗闇、地下室、鉄格子、拘束具、治療と称した非人道的実験の恐怖。

施設を訪れた駆け出しの医師は状況に疑問を持ち、秘密に近づいていきます。

 

病ではなく患者と向き合う若き医師の行動。

劇中、患者が平穏を取り戻すきっかけとなるのは薬ではなく治療でもありません。

そんなシーンが印象的な映画でした。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。